事業内容

幼児教室

公益財団法人大阪特別支援教育振興会は、医学と教育の連携により昭和51年(1976年)に「ダウン症児のための幼児教室」を設立しました。
以来、関係諸機関のご協力、ご援助を頂きながら保護者の気持ちに寄り添い、子どもの健やかな成長、発達を願ってまいりました。
乳幼児期は、子ども自身が「人っていいものなんだ。自分はかけがえのない存在なんだ。この世に生まれてきて良かった」 と思えるような対人関係の土台を築くのに、とても大切な時期です。
私たちは、子どもの早期療育に関わることで保護者と子どもとが、こころの深い絆で結ばれていく道のりを、共に歩み、お手伝いができることを望んでいます。

1.幼児教室の対象

ダウン症の乳幼児(0歳~就学前)

2.幼児教室の目標class

母子関係を中心とした対人関係の基礎を築き、人への信頼感を土台に自発的・主体的に取り組む意欲を育てます。そして集団の中で自己表現し、社会性を身につけることをめざします。

3.幼児教室の特色

  • 運動面・認知面・言語面などの各領域を総合して、子どもの全体的な発達をはかります。
  • 心理学・医学・教育の各分野を総合して、 多面的に子どもの理解と指導に努めています。
  • 子どもの発達状態・特性を保護者が理解するために、親子での活動を行っています。
  • 家庭における日常生活指導との一貫性を図るために、 教室では保護者と指導者が共に活動を行っています。
  • 一人一人の発達に応じた月ごとの個人指導プログラムに基づいて、 個人及び集団指導を行います。
  • 教具を使って発達の促進をはかるために、 一人一人の発達に合った教具を備えています。
    教具の大部分は手作りで、百数十種類に及んでいます。
    希望者には教具の貸し出しも行っています。

4.指導の内容

    • 感覚訓練
      lesson教具による感覚訓練を通じて、子どもの認知力・操作力・象徴機能を高め、達成感を十分に経験することで自己信頼感、根気力を養います。
      具体的には ●目と手の協応 ●手指の操作 ●色・形・大小の弁別 ●記憶 ●注意の持続 ●構成 ●空間把握 ●数や文字への興味 などの指導を行います。
    • ことば
      遊びや絵本の読みきかせなどの指導を通して、イメージ力、聴こうとする姿勢、自分の気持ちを他者に伝えたいと思う心を豊かに育みます。そして話しことばが明確になるための口腔器官(唇や舌など)の運動の発達を促します。
    • 運 動
      baby親子体操や遊具を使った運動で体を動かすことを楽しみながら、筋力・平衡感覚・協応性を高めていきます。歩行が始まるまでは、「ダウン症児の赤ちゃん体操」(藤田弘子 著 メディカ出版)に基づくダウン症児のための赤ちゃん体操や、這う、歩く、走る、跳ぶなどの粗大運動、手指の微細運動、構音するために口腔器官の協調を促す運動などを行います。

 

  • 音 楽
    歌唱、身体動作模倣、楽器を使ってのリズム表現などの指導を通して、親子のふれあい、動作模倣、イメージ力、音楽を楽しむ心、表現能力を育て、共感する心を養います。

5.保護者への支援

  • 療育相談
    専門医(嘱託医)による診察、助言指導を受けられる相談日を設けています。
    • 両親教室
      年度により異なりますが、医師や臨床心理士・言語聴覚士や先輩保護者の講義があります。将来のために、学校や施設への見学会もあります。
  • 保護者会(のじぎくの会)
    教室を終了し、就学した児童、生徒の保護者会(のじぎくの会)を月1回設け、教育相談を行っています。

6.教室案内

  • 教室場所
    〒545-0021 大阪市阿倍野区阪南町5-12-5
    育徳会館3階 プレイルーム
    • 開催日
      毎週金曜日の10:00~12:00
  • 費用
    月謝 12,000円
    賛助会費(年額)10,000円
  • 指導担当者
    専門医、ダウン症児の赤ちゃん体操指導員、臨床心理士、言語聴覚士、保育士
  • アクセス地図
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